[NEW]生成AIを学ぶAWSトレーニング Developing Generative AI Applications on AWS が始まります。

生成AIをテーマにしたAWSの公式トレーニング Developing Generative AI Applications on AWS をいよいよクラスメソッドから提供します。このブログでは、その内容を少し詳しく紹介します。トレーニング選びの参考にしてください。
2024.06.17

AWS認定トレーニング講師の平野@おんせん県おおいたです。 いよいよ7月より生成AIのトレーニングを提供開始します。 このブログでは、その内容を紹介します。

はじめに

2022年秋にChatGPTが話題に上って以来、生成AIが空前のブームとなり今でも拡大しています。 そんな中で、多くの企業さんが生成AIに着目していると思います。 その一方で、多くの情報に囲まれて迷子になりかけている方も多いのではないでしょうか。 そんな方にオススメするのが本コースです。AI/機械学習の経験のない方に、生成AIの基礎を学んで頂き、進む方向を見極める力を付けて頂くトレーニングとなっています。

AWS認定トレーニング(クラスルームトレーニング)とは

AWSが提供する公式のトレーニングです。クラスメソッドでは2021年から提供してきました。 現在12のコースがあり、今回生成AIのコースが新たに加わりました。

コースの概要

Developing Generative AI Applications on AWS は次のようなコースになります。

  • 2日間コース
  • ラボはありません
  • Amazon Bedrockに加え、生成AIに関する一般的な知識も学べます

特にラボがないことが特徴です。手を動かす機会の少ないマネージャークラスの方も安心してご参加頂けます。

また、ご参加にあたり事前に下記の知識を学んで頂くことをオススメ致します

  • AWS Cloud Practitioner相当のAWS一般知識
  • AWSのセキュリティの基本

あと、機械学習に関する入門知識があると理解が深まりますが、こちらは必須ではありません。

どんな人にオススメ?

  • 情報システムの開発を業務とする方
  • 今後生成AI技術を活用した情報システム開発を検討している方

どんな人にはオススメしない?

  • プロンプトによる生成AIの活用事例を学びたい方
  • 機械学習モデルそのものの作成方法を学びたい方

コースの詳細

このコースは8つのモジュールで構成されています。 各モジュールでは主に下記について学びます。

1 生成 AI の概要 - 可能性を実現する力

  • AIの概要を学びます
  • 機械学習の基本を学びます
  • 生成AIをどのように活用するかを考えてみます
  • 生成AIのリスクと利点について考えてみます

2 生成 AI プロジェクトの計画

  • 基盤モデルの概要を学びます
  • 生成AIメカニズムの基本であるTransformerの概要/特徴を学びます
  • 生成AIの懸念事項について整理します

3 Amazon Bedrock 入門

  • Amazon Bedrockの基本を学びます
  • デモを通じて、各機能を学びます

4 プロンプトエンジニアリングの基礎

  • 基盤モデルの特徴を踏まえ、生成AI活用の基本的なアプローチを学びます
  • 手軽に活用する方法であるプロンプトエンジニアリングの概要を学びます

5 Amazon Bedrock アプリケーションコンポーネント

  • 基盤モデルのパラメータについて学びます
  • RAGの概要を学びます
  • ファインチューニングの概要を学びます

6 Amazon Bedrock 基盤モデル

  • Bedrockで提供されている各基盤モデルの特徴を学びます

7 LangChain を使う

  • 生成AIアプリケーション開発の標準的なツール LangChain について学びます

8 アーキテクチャパターン

  • 生成AIアプリケーションのアーキテクチャパターンについて学びます
  • 各パターン毎に、LangChainを利用したデモで理解を深めます

まとめ

生成AIを学ぶAWS公式トレーニングについてご紹介しました。 多くのシステム開発者の、生成AIアプリケーション開発へのチャレンジにお役に立てばと思っております。

クラスメソッドでは、生成AIコンサルティングを行っておりますので、合わせてご活用頂ければと幸いです。

トレーニングお申し込み方法

AWSトレーニングの詳細やお申し込みは弊社公式ページよりお願い致します。

おまけ

余談ですが、このブログのタイトル画像はAmazon Bedrockで生成しました。 最後に生成の様子をキャプチャにてご紹介します。