こんにちは、スズです。
Google BigQueryには一般公開データセットというものがあります。一般公開データセットは、Google BigQueryに保存されていて一般公開されているデータセットで、Google BigQueryの利用者がアクセスすることができます。詳細については以下のドキュメントをご参照ください。
本記事では、Google BigQueryの一般公開データセットをAlteryx Designerでも使用したい！そんな時どうしたらいいのかをご紹介します。
執筆環境
- Alteryx Deisnger 2024.1
- Windows 10 Pro
Alteryx Designerでデータを取得する
今回は以下の一般公開データセットをAlteryx Designerで取得してみます。
Alteryx Designerのデータ入力ツールを使ってGoogle BigQueryに接続します。接続については、以下の記事でご紹介した方法を使用しております。
データ入力ツールでGoogle BigQueryに接続し、[テーブルの選択またはクエリを指定]ウィンドウの[ビジュアルクエリビルダ]タブからテーブルを選択しようとすると、画面上には自信のプロジェクトIDにあるデータセットしか表示されていません。ビジュアルクエリエディタからは一般公開データセットを選択することができないということになります。
ビジュアルクエリエディタで表示されないテーブルを参照したい場合は、[SQLエディター]タブを開き、SQL文で参照したいテーブルを指定することで対処できます。今回は以下のようなSQLを記述しています。
SELECT
*
FROM
bigquery-public-data.google_analytics_sample.ga_sessions_20170801
LIMIT
100;
設定を保存してワークフローを実行すると、データを取得できました。
最後に
Alteryx DesignerでGoogle BigQueryの一般公開データセットを取得する方法についてご紹介しました。普段ノーコードでAlteryx Designerを使っていると、SQL書くのも慣れていない分難しく感じられるかもしれませんが、簡単なSQL文で取得することができますので、お試しいただければと思います。
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